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アスベスト(石綿)材料・建材の基礎知識

2024.08.13(Tue) 解体工事コラム

小松市、能美市、加賀市、白山市で解体業者をお探しの皆様、こんにちは。

解体工事専門店クラッシュMANの小坂です。

今回は、身近でないようで身近に使用されているアスベスト(石綿)材料・建材について少し掘り下げてみます。

一昔前は、アスベスト(石綿)は加工しやすく、吸音・吸着性・引張強度に優れるとともに、電気絶縁性・耐火性・断熱性に優れている安価な工業材料として、主に、断熱材・保温材・防音材などの建築物の建材に使用されてきました。

だだ、近年では長い年月を得て健康に悪影響があることがわかり、取扱(処分)や法律などの改正を得て厳しく管理されるようになっています。

解体現場では、そのアスベストが身近に潜んでいるとして、信頼のできる解体業者へ工事を依頼されることをおすすめいたします。

できれば、見積金額だけをみずに、工事の内容をしっかりとご確認いただければと思います。

 

アスベストは、その取り扱いや除去の際に非常に慎重な対応が求められる有害物質です。アスベスト含有製品は、飛散のリスクに応じて「レベル1」「レベル2」「レベル3」に分類され、それぞれ異なる対策が必要です。

まず、レベル1は、アスベストが非常に脆く、容易に飛散する可能性が高い状態です。スプレー状のアスベストや劣化した断熱材などが該当し、最も高いリスクを伴います。このため、レベル1の作業は、厳格な安全管理のもとで専門業者によって行われるべきです。作業者は高性能な防護具を使用し、作業エリアは徹底的に封じ込められます。周囲への影響を最小限に抑えるためにも、経験豊富なプロに依頼することが重要です。

レベル2は、アスベストがやや固く、飛散リスクがレベル1よりも低いものの、取り扱い次第で危険が生じる可能性があります。アスベストを含むタイルやボードがこれに該当します。レベル2の作業では、飛散を防ぐために湿潤化や適切な封じ込めが必要です。作業環境や作業方法の選定においても、細心の注意が求められます。

レベル3は、アスベストが固形化している状態で、通常の取り扱いでは飛散のリスクが非常に低いものです。例えば、アスベスト含有の硬化した製品がこれにあたります。しかし、切断や破砕などによってアスベスト繊維が飛散するリスクがあるため、依然として注意が必要です。レベル3の作業でも、専門知識を持った作業員による適切な手順が求められます。

いずれのレベルでも、アスベスト除去や管理は法的に厳しく規制されており、専門業者に依頼することが推奨されます。当社「解体工事専門店クラッシュMAN」では、各レベルに応じた安全対策を徹底し、アスベストの飛散を防ぎながら確実に除去作業を行います。特に、アスベストに関する知識が少ない方にとっては、どのレベルに該当するかの判断が難しい場合もありますが、私たちがその診断から作業完了まで全てをサポートいたします。

小松市、能美市、加賀市、白山市を中心に「解体工事専門店クラッシュMAN」では、アスベスト問題に直面した際の最優先事項である安全を確保するため、迅速かつ丁寧な対応をお約束します。無理な自己対応は避け、経験と実績のある専門業者にお任せください。皆さまの安心と安全を守るため、アスベストに関するご相談はぜひ「解体工事専門店クラッシュMAN」にお任せください。

当社では、一般建築物石綿含有建材調査者・石綿作業主任者の資格を保有するスタッフが在籍しております。