Blog現場ブログ

業務用冷蔵機器(冷蔵庫)の処分

2024.07.05(Fri) 解体工事コラム

皆様、こんにちは。小松市・能美市・加賀市エリアの解体工事を得意としている解体工事専門店クラッシュMANです。

 

今回、夏が近いということで、夏になると壊れやすい、業務用冷蔵機器(業務用冷蔵庫)の処分方法について下記にまとめてみました(^^♪

 

業務用冷蔵機器(業務用冷蔵庫)の処分は、専門的な知識と技術が必要とされる重要なプロセスです。以下に、その手順と注意点について詳しく説明します。

1. 事前準備
業務用冷蔵機器(業務用冷蔵庫)の処分を開始する前に、いくつかの準備が必要です。まず、冷蔵庫の電源を切り、内部の食品や飲料を全て取り出します。その後、冷媒ガスを適切に処理するために専門業者に依頼します。冷媒ガスは環境に有害なため、法令に従って回収・処理する必要があります。(空調業者等による冷媒ガスの適正処理・処分)

冷蔵機器(冷蔵庫)が動力等で配線されいている場合には、電気工事業者さんによる切断が必要となります。

2. 外部部品の取り外し
冷蔵庫の外部部品から取り外しを始めます。これは、扉、ハンドルなどが含まれます。取り外した部品は、リサイクル可能なものと廃棄するものに分類します。

3. 内部部品の解体
外部部品の取り外しが完了したら、次に内部部品の解体を行います。棚、引き出し、照明器具、冷却装置などを取り外します。特に冷却装置は、冷媒回路と接続されているため慎重に取り扱う必要があります。

4. 冷媒回路の処理
冷媒回路は専門知識を要する部分です。冷媒ガスの漏れを防ぐために、専用の機器を使用してガスを回収します。その後、コンプレッサー、コンデンサー、エバポレーターなどの主要部品を取り外します。これらの部品は、再利用可能な金属としてリサイクルされることが多いです。

5. 断熱材と外装の処理
冷蔵庫の断熱材は、ポリウレタンフォームなどが使用されており、適切に処分する必要があります。また、外装部分は金属やプラスチックで構成されているため、素材ごとに分類してリサイクルに回します。

6. 最終処理と清掃
全ての部品の解体が完了したら、作業場を清掃します。特に冷媒ガスやオイルが漏れていないかを確認し、安全な状態にします。

7. リサイクルと廃棄物の処理
解体した部品は、リサイクル可能なものと廃棄物に分けられます。リサイクル可能な金属やプラスチックは、適切な施設で再利用されます。廃棄物は、法令に従って処分します。

まとめ
業務用冷蔵機器(業務用冷蔵庫)の処分は、安全性と環境保護を考慮し、専門的な知識と技術を持つ業者によって行われるべきです。適切な手順を踏むことで、環境への影響を最小限に抑え、リサイクル資源として有効活用することが可能です。また、再び使用できる業務用冷蔵機器(業務用冷蔵庫)は買取業者にてリユース(再利用)としての見積りを出してもらいましょう。

小松市・能美市・加賀市エリアを得意とする解体工事専門店クラッシュMANは業務用冷蔵機器(業務用冷蔵庫)のご相談を受け付けています。お問い合わせお待ちしております。

解体工事専門店クラッシュMAN